高卒が名古屋の車工場に就職した話② 部品製造や鋳造をして働く日々

研修終了から工場配属までの体験談

読者様から寄せられた高卒の体験談記事を掲載しています。

高卒が名古屋の車工場に就職した話①の続きです。

研修終了して、工場に配属されました。

以下より本文をご覧ください。

目次

研修修了

研修が終了し、工場に配属が決まりました。

研修中は、働くと言うより、勉強と流れのみで実感はありませんでしたが…。

配属され、工場のみんなの働く姿を見て、高校から社会人になったなと初めて実感がわきました。

工場内の印象は、まずはアルミを削る油のニオイが漂っていたのが印象的でした。

配属された部署の職長さんに連れられ工場内を見学。

高校生の時に、工場と言ったら、車が流れてきて、組付けて車ができていくと言うイメージでした。

配属された工場のこと

僕が就職した所は、車の中に使う部品で、アルミの棒を溶かして製品の形にする鋳造工程。

鋳造工程を仕上げる加工工程。

加工工程にも、自動で加工をしてくれる、自動ライン。

手作業で機械に取り付ける、手付けラインの二種類がありました。

工場案内が終わったら、担当する製品の勉強が始まりました。

部品の名称。小さい部品なのに、全てに名前がついている事にビックリした覚えがあります。

その後、何が不良か、何が異常が、不良・異常が起こったときはどうするのか等々。

あとは製品機能の勉強をしました。

作っている部品について

僕たちが作る部品は、車のどこに取り付き、どういった働きをするか。

正直覚える事が多すぎ、覚えれる自信がなかったです。

その後、一週間勉強が続きましたが、その内の三日たった頃に、選別をすると言われ初めて仕事らしい仕事をしたと思いました。

仕事内容が、アルミを加工した凹に、凸を差し込み入るか入らないかと言う検査でした。

その頃は選別と言う言葉を知らず、これが仕事か!これなら楽でいいやと思っていました。

その後知ったのが、選別とは異常があったときに、良いものと悪いものを判断する事だと知りました。

それを知り、後々思いだしたら、周りの人間がいつも以上にバタバタしていたなと思います。

高校から社会人になり、本当に今思うと無知だったなと思います。

その日は、選別をしただけで一日が終わりました。

続く勉強の日々

勉強も飽きてきたので、明日から選別だったら良いなーと思っていました。

周りの人からしたら

「選別なんかいやだ~辞めてくれ」

と思っていたに違いないです。

次の日、選別は夜勤で終わったみたいで、またまた勉強になりました。

もーやだなと思いつつこれが仕事なのか…と衝撃を受けていました。

田舎の職場は娯楽がない。暇だ…

そして働き出して初めての休日、寮にいても暇、金もない。

また半年間は、車やバイクに乗ってはいけないと言う決まりがあり、時間だけが過ぎていきました。

周りが本当に田舎のため、暇で暇でしかたなかったです。

お酒飲んでました。スミマセン。

ただ寮だった為、仲良くなったツレと集まり、二日間横のコンビニで買った酒で晩酌していました。

まだ18歳でしたが…そんなに酒にも厳しくなかった時代です。

今は絶対20になってからにして下さい。

次回~勉強を終えて~編に入ります

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